札幌市清田区の口腔外科・顎顔面外科・腫瘍内科 がんヴィレッジ札幌です。
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顎関節症（がくかんせつしょう）
病気の基礎知識
顎関節症の基礎知識をご紹介します。
どんな病気？
顎関節（耳の痛みと間違えやすい）の痛みやカクカウ音が鳴る病気です。
また、顎の痛みばかりではなく、頭痛や肩こり、腰痛にもなります。
なぜ起こる？
顎関節症
顎の関節は、口を開けたり閉じたりするとき、左図のように前後に移動しています。
しかしかみ合わせが悪かったりずれたりしていると、
顎関節が圧迫され、炎症を起こし痛くなります。
また、それにストレスなどが加わり、体に力が入ったり、
くいしばりがあると、痛みが続きます。
検査方法は？
レントゲン検査で調べます。
なぜ治療が必要か？
顎の痛みばかりではなく、頭痛や肩こり、腰痛にもなります。
治療方法
マウスピース
顎関節を安静にして炎症を抑えるのに、マウスピースを使います。また、痛みが強いとき、抗炎症剤や安定剤が用いられます。
マウスピースは、痛いほうの下の奥歯に入れます。
薄く透明なので目立ちません。
この方は、親知らずが埋まっているため、一番奥歯が半分埋まって、
また親知らずに押され前のほうの歯が 凸凹になって、顎関節症になりました。
生活の中で心がけること
親知らずがあると、かみ合わせが乱れてきて顎関節症になりやすくなります。
また歯を抜けたままにしておく、あわない入れ歯も、顎関節症になりやすくなります。
日常のストレスもためないようにしましょう。
治療の継続と終わり
一時的な痛みは、マウスピースで改善します。
痛みを繰り返すようであれば、レントゲンで顎の位置を確認しながら、顎に負担のかからないかみ合わせに改善することが必要です。
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